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節約というわけではないが、ペットボトルを分別する際に、
ペットボトルのフタだけ別にして集めているところを
最近よく見かけるようになった。
ペットボトルのキャップ(ふた)を集めると、世界の子どもたちにワクチンを贈る事ができるのをご存じだろうか。鎌倉リサイクル推進会議では、ペットボトルの蓋(ふた)を集めて、 NPO法人 Re ライフスタイル に送っているそうだ。早速、電話をしてRe ライフスタイルの永井さんに詳細を聞いてみた。
-この取り組みはいつごろから始められたのですか?
「平成19年の4月ごろから活動を開始しました。まだ1年くらいしかたっていません」
-どのような経緯で始められたのでしょう?
「ペットボトルの蓋は今までリサイクルがかからず、プラスチックゴミとして処分されていました。そこに目をつけ、株式会社東京木工所さんや株式会社グローバルテクノスさんに売却させていただき、その売上金を世界の子供にワクチンを日本委員会に寄付させていただいております」
-ちなみに、どのくらいの数のキャップで、ワクチンが買える物なのでしょうか?
「キャップ400個で約1キロとなります。そして、この売却益が21円となります。現在、ポリオのワクチンが1個=20円で買える計算なので、キャップ400個で1人の命が救えると考えていただいても良いと思います」
「世界では、ワクチンの不足が原因で毎年多くの子どもたちが命を落としています。私たちは、小さいころに受けた予防接種のおかげで、ポリオ(小児マヒ)や、はしか、ジフテリア、百日ぜきなどの6大感染症から守られています。ワクチンさえあれば、これらの子どもたちの多くは命を落とさずにすむのです」
ぜひ、ペットボトルのキャップを集めて、子供の命を救いましょう! キャップ回収については、以下のご協力団体にお問い合わせください。
■関連情報
http://www.jcv-jp.org/activity/domestic/cap_members.html