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節約情報、お得な情報満載
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不況のせいもあって低価格の衣料が好調だ。カジュアル衣料「ユニクロ」を愛用する「ユニクラー」に続いて、全身「しまむら」でコーディネートする「しまラー」が若い女性の間で広がっている。ワンピース、ジャケットも2900円という安さがうけているが、人気の理由はそれだけでない。ロンドンやパリのトレンドを取り入れた商品構成が、モデルをはじめ、おしゃれな女性の支持を集め始めている。

「しまむらだと、3000円で3〜4着買えますよ!!」 
2009年1月27日放送のフジテレビ系情報番組「めざましテレビ」で、東京・渋谷で14〜22歳の女性134人にファッションに関するアンケートを行ったところ、「洋服代を節約している」と答えた人は79%を占めた。「洋服を買わなくなった」と話していた女性もおり、おしゃれに敏感な若い女性にも不況の波が押し寄せている。

節約していると答えた100人に「節約術」を尋ねると、「バーゲンセール活用」に次いで「大型衣料品店で買う」と答えた人が多い。代表格はカジュアル衣料「ユニクロ」で、100人のうち40%が同店で買っていると答えた。

38%が利用していると回答したのは、衣料品販売業のしまむら(さいたま市)が全国1123店舗(09年1月現在)で展開する「ファッションセンターしまむら」。「流行のアイテムが安く買える」と人気だ。中にはコートからスカート、ブーツ、カバンまでしまむらで固めている人もおり、「しまラー」と呼ばれている。革風のライダースジャケットが2900円、この春注目されているデニムのワンピースがストール付きで2900円。上から下まで揃えても1万円以内で買える。

学生が集うサイト「キャスフィ!」の掲示板に、「しまむら」に関するコメントが08年8月から09年1月にかけて、たくさん書き込まれている。

「ブランドは1着3000円〜ぐらいするじゃないですか。
しまむらだと、3000円で3〜4着買えますよ!! 質より量でしょ!!」
「私もしまむら好きです
昨日、赤と黒のチェックのワンピ買いました!! あと、ムートンも買ったんですっ!!!
めっちゃ好きで、よく行きます」
「安っぽいけどかわいいのたくさんあるし・・モデルさんも着てるっていいますよ」
「小遣いで買えるしね。学生には結構いいと思うけどな」
パリやロンドンで市場調査、トレンドをつかむ
若い女性の間で注目を集めている背景には、10〜20歳代前半の女性から絶大な支持を集めているモデルの益若つばささん(23)の影響もあるようだ。益若さんは自身のブログで「●●を買った」と書くとたちまち売り切れることから、「100億円の経済効果を生む」とテレビや雑誌で言われている。

08年8月に放送されたテレビ番組では、益若さんがプライベートでしまむらで買い物をしている様子が紹介された。これをきっかけに、しまむらに注目するようになったという人もいるようだ。個人のブログには、「益若つばさチャンが『しまむら』行くって言ったから しまむらに行きました」「今日は若い女の子やらGALやらが、しまむらに沢山いたよ こりゃみんなつばさファンだね絶対」などと書き込まれている。

しまむらは紳士用品、キッズ・ベビー用品、雑貨類も扱っているが、主力は婦人衣料で売上げが全体の3割を占める。近年、力を入れているティーン向け商品は8年間で売上げが2.4倍に伸びた。

しまむらの企画室室長は、

「年に何回かパリやロンドンに行き、市場調査を行っています。トレンドの変化を見て日本での買い付けの参考にしているため、流行のアイテムが揃うんです」
と若い女性の心をつかむための秘訣を披露した。
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ニュースを見ていると「首都圏の最低限の生活費」なんて気になる数字が。なんでも、20代独身男子の必要収入は税金や社会保険料を引かれる前の「額面」で23万3801円になるんだとか。どういう数字なのか、試算した労働運動総合研究所のサイトをチェック。

この数字は、生活実態、持ち物や資産、消費財価格を調査して、世代や世帯の構成別に積み上げ方式で算出したもの。たとえば、持ち物は7割の人が持っているものを必需品と考え、それをスーパーやホームセンターで調べた価格をもとに積み上げている。食生活は、朝夕は自炊、平日の昼食は毎日500円の弁当。友人との会食は月3回。住居は25平方メートルのアパート。新聞は朝刊のみで、本は2カ月に1冊。クルマや自転車はなし。お中元やお歳暮などの贈答もなし。新年会や忘年会、同窓会はそれぞれ5000円。冠婚葬祭費も込み。通信費は月1万円弱。ちなみに、労働組合の関連団体なので、組合費3000円なんてのも入っている。どんな生活水準をイメージしたのか、監修した佛教大学の金澤誠一教授に聞いてみた。

「これは、若者が人並みの生活を無理なくできる水準を想定した試算です。だから、外出着などは最低価格よりは高めのものになっています。一方で、他人の目に触れない下着や家具、食器などは最低価格を積み上げてあります。また、おつきあいなど社会生活に最低限参加できるように試算しました。この金額が稼げない場合を考えると、実家にパラサイトせざるを得ないケースや若者の晩婚傾向が見えてくるかもしれませんね」

生活の豊かさは工夫次第だけど、若い世代が普通に一人暮らしするにはこれくらい必要、ということなんですね。ちなみに、これを中央最低賃金審議会(厚生労働省)の審議で使用した月労働時間173.8時間で割ると、手取りの時間当たり必要額は1345円と、都内の最低賃金である766円の1.8倍近い。どうりで少し油断するとすぐに財布が寂しくなるわけだ。
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