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ニュースを見ていると「首都圏の最低限の生活費」なんて気になる数字が。なんでも、20代独身男子の必要収入は税金や社会保険料を引かれる前の「額面」で23万3801円になるんだとか。どういう数字なのか、試算した労働運動総合研究所のサイトをチェック。

この数字は、生活実態、持ち物や資産、消費財価格を調査して、世代や世帯の構成別に積み上げ方式で算出したもの。たとえば、持ち物は7割の人が持っているものを必需品と考え、それをスーパーやホームセンターで調べた価格をもとに積み上げている。食生活は、朝夕は自炊、平日の昼食は毎日500円の弁当。友人との会食は月3回。住居は25平方メートルのアパート。新聞は朝刊のみで、本は2カ月に1冊。クルマや自転車はなし。お中元やお歳暮などの贈答もなし。新年会や忘年会、同窓会はそれぞれ5000円。冠婚葬祭費も込み。通信費は月1万円弱。ちなみに、労働組合の関連団体なので、組合費3000円なんてのも入っている。どんな生活水準をイメージしたのか、監修した佛教大学の金澤誠一教授に聞いてみた。

「これは、若者が人並みの生活を無理なくできる水準を想定した試算です。だから、外出着などは最低価格よりは高めのものになっています。一方で、他人の目に触れない下着や家具、食器などは最低価格を積み上げてあります。また、おつきあいなど社会生活に最低限参加できるように試算しました。この金額が稼げない場合を考えると、実家にパラサイトせざるを得ないケースや若者の晩婚傾向が見えてくるかもしれませんね」

生活の豊かさは工夫次第だけど、若い世代が普通に一人暮らしするにはこれくらい必要、ということなんですね。ちなみに、これを中央最低賃金審議会(厚生労働省)の審議で使用した月労働時間173.8時間で割ると、手取りの時間当たり必要額は1345円と、都内の最低賃金である766円の1.8倍近い。どうりで少し油断するとすぐに財布が寂しくなるわけだ。
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