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節約をするのに金券ショップを使うことは
よくあるだろうが、ヤフオクと金券ショップの違いが
今後注目される事件が起きた。

「三鷹の森ジブリ美術館」の入場引換券を買い、ネットオークションで転売した男が「ダフ屋行為」にあたるとして逮捕されたというもの。

実は過去にも同様のケースで逮捕者が出ている。その一方で、「Yahoo!オークション」には、アイドルの堂本光一さん主演のミュージカル「Endless SHOCK」(定価1万2000円)のチケットが2009年2月19日の時点で出品されており、最高入札額が4万500円、千秋楽には、なんと11万3000円がつくという異様な盛り上がりをみせている。大丈夫なのか。

「Yahoo!オークション」ではチケットが多数出品

「三鷹の森ジブリ美術館」(東京都三鷹市)の入場引換券を転売目的で買い占めたとして、東京荒川区の今宮大輔容疑者(31)が都迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)容疑で逮捕された。警視庁が2009年2月18日に発表した。

08年7月10〜12日、渋谷区とさいたま市のコンビニエンスストア計5店で転売する目的で引換券16枚を計1万6000円で購入した疑い。また、08年6〜9月に引換券215枚をインターネットオークションで転売し、約21万円の利益を得たとみられる。

以前にもネットオークションで転売したとして、逮捕者が出ている。アイドルグループ「KinKi Kids」の堂本光一さんが主演するミュージカル「Endless SHOCK」のチケットをネットオークションで転売した、東京都江東区の2人が06年に逮捕。プロ野球の巨人戦チケットを転売目的で236枚購入した愛知県の会社員ら2人も、県迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)容疑で05年に逮捕された。

そうした前例があるにもかかわらず、「Yahoo!オークション」には、コンサートやミュージカルのチケットが今も堂々とたくさん出品され、入札されている。

堂本光一さん主演ミュージカル「Endless SHOCK」(定価1万2000円、09年3月9日公演)のチケット1枚に、2月 19日19時時点で4万500円の最高入札額がついていた。同演目の千秋楽には、なんと、11万3000円の最高入札額がついている。

劇団四季のミュージカル「キャッツ」(定価8800円×2枚、3 月22日公演)が8万5000 円、3月28日公演の同チケットは1枚で3万500円の高値がついている。

「金券ショップ」は違反にならない
東京都迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)は、乗車券、入場券、観覧券といったチケットを道路、公園、広場、駅、空港、ふ頭といった公共の場所で不当に売買する行為を規制したもので、1962年に策定、2007年12月26日に改正された。

三木秀夫法律事務所(大阪市)の三木秀夫弁護士は、条例に抵触するか否かのポイントについて、「(1)不特定の者に転売する目的で購入した、(2)転売目的で得たチケットを公共の場で不特定の者に販売した」の2点を挙げる。

(1)の場合、購入窓口で検挙しようとしても難しい。というのは、購入目的を「特定の人に頼まれて転売するため」と言われてしまうと、「不特定の者に転売する目的」の立証ができなくなるからだ。しかし、後にネットオークションに出品すれば、「不特定の者への転売目的」が立証可能となる。

(2)の場合、インターネットが「公共の場」にあたるかが1つの争点になる。条例が策定された当時は、野球場周辺などでダフ屋行為が多かった。「条例が時代にあっていない」とし、ネットオークションの扱いが今後の課題となりそうだ。

ただ、警察の摘発を見ると、ネットオークションは「公共の場」と判断しているのは確かだ。となると、出品すればつかまる可能性はあるのだ。

「金券ショップ」でも似たようなチケットが高値で販売されている。ただ、三木弁護士は、

「古物商の免許を持った業者が開設した営業所で、不要となったチケットを持ち込んだ売り顧客から買取り、買い希望者に売っている。これは『古物売買』という正当な営業行為で、違反になりません」
と話している。
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3Dテレビは液晶テレビの急速な値下がりへの
カウンター策なのだろうが、果たして定着するのか?

背景はこうだ。

液晶テレビの値下がりが続いている中、4万円台で買える32型液晶テレビが登場した。この格安品の登場により、液晶テレビの値下げラッシュは始まるのか?

台湾や韓国のメーカーが口火

九州地区を中心に全国42か所に展開するMrMax(ミスターマックス)は2009年2月17日、32型液晶テレビ「LC-M32BD2」の発売を発表した。価格は4万9780円。同日、ネットストアで予約受付をはじめたところ、限定200台のうち100台が1日で売れたという。2月26日からはMrMaxの店頭でも注文を受け付け、3月下旬には手元に届くという。

同社広報課によれば、「LC-M32BD2」は台湾メーカーと共同開発した独自商品。台湾で生産しドル建てで輸入しているため、安く提供できるようになった。しかも、同社は08年11月、19型液晶テレビを2万9800円で販売したことで話題になった。そのため、「開発に関しては、日本向けの品質や性質を把握している。開発コストがかからないことも強み」(広報課)という。

一方、大手スーパーのイオンも09年2月20日、電機メーカーと連携したDVDレコーダー内蔵の32型液晶テレビを4万9800円で発売する。安くできた理由は、08年10月以降の円高ウォン安で、韓国サムスン電子製の液晶パネルを格安で仕入れることが出来たこと。自社の物流網の利用で、物流のコストを省いたことを挙げている。

ちなみに、この液晶テレビの開発は、お客さんの声が参考になった。コア層である主婦や団塊の世代からアンケートをとったところ、「2011年の地上波アナログ放送終了に向けて、地デジ対応テレビを購入したい。しかし価格が高い」「32型クラスのデジタルハイビジョンテレビで、もう少し値頃な商品がほしい」「接続が苦手。DVDプレイヤー内蔵の薄型テレビはないか」との声が集まっていたそうだ。

値下げは、今後さらに続く可能性も

もっとも、液晶テレビの値崩れはすでに進んでいるとの声もある。調査会社のBCNが09年2月9日に発表したデータによれば、液晶テレビ一台あたりの平均価格は09年1月の時点で9万7700円と10万円を切った。これは、前月から13%の下落だ。08年1月時点での価格はおよそ11万2000円だった。

これを裏付けるかのように、ビッグカメラの売れ筋ランキングでは、東芝製「REGZA 32C7000」の価格が7万8000円。シャープ「AQUOS LC-32DX1-B」は16万2200円。シャープ「AQUOS(ブラック系)LC-32DS5 B」は14万2600円。そして、4位のソニー「BRAVIA KDL-32F1-B」は10万5600円だった。同社の広報でも「32型の売れ筋は9万円台」と話している。

ところで、今後も液晶テレビの価格は下がるのか。

調査会社BCNの道越一郎さんは、価格の下落は今後も続くと見ている。いま、さがっている理由については、在庫製品がだぶついていることを挙げる。家電量販店では型落ちのモデルを目玉商品として安く提供しているケースがほとんどで、消費者は安い方に流れているというのだ。一昔前のように10年に1回、値の張るものを購入するということではないらしい。

また、総務省が発表した、地デジに関する緊急調査では、地デジ普及率が49.1%と目標には届かなかった。今後、買い換え需要が増え、価格が落ちる可能性も高い。さらに、季節柄、3月は引っ越しシーズンで値下げされる時期だ。その後の在庫状況や経済状況によって、価格がどの程度戻るかが未定。もしかしたら、6月まで値が下がるのでは、ともいう。

ちなみに、前出の4万円台の液晶テレビは現在、販売チャネルが限られている。だが、今後、この液晶テレビが全国の家電量販店で扱われるような場合、それにひっぱられるかたちで、他の製品の価格が下がる可能性もあるのでは、と道越さんは指摘している。
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